太陽発電

2010年10月9日土曜日

piano recital



オリヴィエ・ムラン piano recital 2010
 日時 10月31日(日) 午後4時開演(全席指定)
                     
 会場 ベガ・ホール

 入場料 全席2,500円(当日3,000円)  
友の会2,250円
 
 問い合わせ:宝塚市文化振興財団0797-85-8844

 ~プログラム~

 シューマン:アラベスク
 ショパン:ワルツ 作品64-2
 ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品35 「葬送」
 ドビュッシー:プレリュードより「西風の見たもの」「霧」「花火」
 リスト:即興曲
 リスト:暗い雲(Nuages gris)
 リスト:死の舞踏(Totentanz)

祝 ショパン/シューマン生誕200周年記念公演
ドミトリー・オニシチェンコ piano recital

日時:2010年11月19日(金)
   PM7:00時開演(PM6:30開場)
場所:緑文化小劇場(名古屋市緑区徳重交差点すぐ)
全席自由 前売り2500円 当日3000円

ドミトリー・オニシチェンコ
ウクライナ リボフ生まれ。
19歳にしてチャイコフスキー国際音楽コンクール入賞をはじめ、
数々の国際コンクール優勝歴に輝く、
芸術の国ウクライナ期待の実力派pianist

共演 フィメールカルテット(邦人弦楽四重奏団)


主催・問合せ先:アートフィールド 052-895-5013
後援:在日ウクライナ大使館/日本ウクライナ文化交流協会
   名古屋市教育委員会/みどり文化芸術ネットワーク

今回はオールショパンプログラム。
演奏家の皆様、今年はショパン率高いです。
しかしカツァリス氏のショパンはたぶん「正統派」とはいえないかも知れません。アクセントが驚きのところにある、楽譜を自分流に変えてる、、ショパンよりも複雑なタッチを散りばめる。
でもでも、絶対のショパンです。
どういえばいいのかな。
たとえば「ハイジ」
CMで「ていねんぴっぴっぴ~~~♪」と歌ったハイジを見て
神聖なハイジになんてことしてくれるの?と最初は眉をしかめるんですが、
でも楽しいし、ハイジだし、いいじゃない。。と思ってしまう。

昨年聴いてすっかりファンになったフィンランドのpianist、アンティ・シーララのリサイタルを聴いてきた。

今回はブラームスとシェーンベルクの組み合わせ。

ブラームス晩年の「6つの小品 op.118」は、作品の性格からして、いかにも諦観の境地で深々と弾くものがこれまで多かったように感じるし、それが曲に合っていると思っていた。
この日のシーララの演奏はいい意味でそのような先入観を完全に裏切ってくれた。
晩年の孤高の境地などではなく、若者の喜怒哀楽そのものといった演奏。
こういう演奏も許容する作品なのかと目からうろこが落ちた。
もちろんシーララのことだから、ことさらに奇抜な解釈を聞かせるわけではない。
しかし、以前に増してダイナミクスが強調されたような印象を受けた。
繊細なだけではなく、骨太な面もあるのだと言わんばかりに・・・。

シェーンベルクは「3つのピアノ曲 op.11」が前半のとりに、そして「6つの小さなピアノ曲 op.19」は後半の冒頭に演奏された。
シェーンベルクのピアノ曲を全く知らなかった私は多少予習してpiano recitalに臨んだのだが、最初はなんだかちんぷんかんぷんに聴こえたシェーンベルクが何度も聴くうちにその響きにも慣れてきて、だんだん作品としての面白さを感じかけてきた。
耳に馴染みやすい曲ではない分、こちらから働きかけるごとに近寄っていけるタイプの作品なのだろう。
シーララは楽譜を開いて演奏していたが、もちろんほとんど暗譜に近かっ

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